藍の散歩道「いずみ会」が料理男子を産んだ日 – パート2

「藍の散歩道」多世代交流広場の皆さんにランチを提供する「いずみ会」に弟子入りデビューし、前回さんまの蒲焼き定食を20食提供し(見習いとしてお手伝いしただけですが)、ちょっとだけいい気になっている私。前回のレポートはこちら

あれから一か月経ち、今回も皆さんにハピネスを届けるため、ここにやってきました。

<私がここにやってきた目的 その1>
 「藍の散歩道」のランチ作りを通して
 皆さんにひと時のハピネスを届けるため。

<私がここにやってきた目的 その2>
 「藍の散歩道」成功した多世代交流広場の
 在り方を自分の目で見てお手本にし、
 藍小校区の方においても地域に合った
 多世代交流広場を設計し実現させるため。

イベント 多世代交流広場 ~藍のさんぽみち~
日時 平成29年 11月25日(土)10:00~16:00
※毎月第四土曜
場所 藍市民センター
参加費 利用料:100円
ランチ:200円(先着20名)
いつものようにレシピの簡単な説明の後、まずは玉ねぎ擦りました。擦り方が下手だったので皮がボロボロとむけていきました。皮がむけにくい角度を先輩に教わりました。涙が止まりませんでした。
人参は先っちょと軸の部分を少し包丁でカットした後、ピーラーで薄切りしました。最初、ピーラーの面を間違って使っていたので、先輩から「逆やで」とクールに突っ込まれました。
さきほど擦った玉ねぎと秘伝のタレなどをミックスしたものに豚肉を漬け込みます。肉に染み込ますため15分ほど待ちました。
タレが染み込んだ豚肉を取り出し、食べやすいサイズに包丁でカットします。だいぶ包丁さばきに慣れてきました。そして肉に小麦粉をまぶし、フライパンで焼きます。
チンゲン菜を炒めます。初めての中華鍋です。半分は先輩に手伝ってもらいながら無我夢中で炒めました。チンゲン菜のシャキッとした触感を残すため、炒め時間は短か目です。
味噌汁はジャコからダシを取り、鹿児島の麦味噌で仕立てます。旨味がたっぷりで、ちょっと他では味わえません。
デザートのマンゴーは、事前に一口サイズに包丁でカットします。果肉は崩れやすいため包丁さばきに技術を要しました。小刻みにスパーっと。
盛り付けにもこだわります。中川料理長(写真右)より、色彩を意識したアートな表現の盛り付け指示がでます。
時刻はお昼前、隣の談話室の皆さんは、おなかをすかせて待ってくれています。
ランチ配布一分前。スタンバイオーケー。
「ご飯できましたよ~」
きっと皆さんのお口の中で、自家製の特製タレが染み込んだ豚肉と炒めた野菜、そして鹿児島産麦味噌仕立ての味噌汁が、美しいハーモニーを奏でているに違いありません。皆さんにひと時のハピネスを届けられたことを、この目で見届けて、これにて本日のミッションは終了です。
これにて本日のミッションは終了、と思っていたら、ご婦人から「今日は最後までおってくれるんやろ?」と尋ねられ、思わず「はっ、はい」と答えました。こうして午後の歓談タイムも引き続き参加することになりました。どうすればいいのだろうか、と、ぼーっと立っていましたら「あんたも座りーなー」と言われ、お年を召された紳士らしき方とオセロ対戦しました。二回戦までやりました。オセロは初めてとのことでした。
オセロ対戦していると、いつも抹茶を振舞って下さっているご婦人から、「ちょっと後でお茶をたてる練習してくれへん?」との依頼があり、お茶のたて方を簡単に教えてもらいました。再来月の一月の「藍の散歩道」はお餅とかもあり、普段よりお客さんの数が多くなるとのことで「手伝ってほしいねん」とのことでした。返事はもちろん「はっ、はい」で。

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